スライディング出来ますか?
僕が運営しているチームは決してレベルが高くありません。
レベルが高くないと、スライディングができない選手がいるのです。
特に社会人になって野球を始めた人は出来ない方が多いです。
そこで今回はスライディングをできるようになろうをテーマにしてみます。
レッツ、スライディング!!
なぜスライディングするの?
スライディング出来ない方はなぜ、スライディングをするか理解してますか?
タッチをかわすため?
速いから?
どれも間違いではありません!
しかし、1番の目的は
「スピードを維持したまま止まる為」です
スライディングができないと
ベースで止まるために手前でスピードを落とす
ベースに足をかけて無理やり減速するのどちらかです。
手前でスピードを落とすとアウトになりますし、ベースに足をかけてもきちんと止まれず、通り過ぎてしまいアウトになります。
最悪の場合、野手にぶつかって相手が怪我をします。
このようにスライディング出来ないとスピードを維持したまま止まる事が出来ません。
スライディング習得方法
基本となるスライディングは二つです。
・ヘッドスライディング
スライディングは足を四の字にし、足から滑るスライディングです。
足でベースにタッチしたり、タッチを交わすために手でベースをタッチしたりします。
ヘッドスライディングはダイビングキャッチのように頭から滑り始めて、最後に手を伸ばしベースにタッチします。
❇︎ヘッドスライディングは手がベースに向かって滑るため、突き指や骨折しやすく、また野手から踏まれた際にケガする可能性がある為、オススメはしません。
ただし、走塁用手袋などでしっかり保護して行う分にはありだと思います。
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ここでは足からいくスライディングを練習しましょう!!
形を覚える
まずは自分のやり易い形を見つけましょう。
基本の形は”4”です!
①右足を直線にし、左足を45度に曲げる
②左足を直線にし、右足を45度に曲げる
①と②どちらが組み易いでしょうか?
組み替えがし易い方を選びましょう!
実際に滑るのは、直線に伸ばした足の土踏まずと曲げた足の膝下、お尻で滑ります。
腰やスパイクの歯などはなるべく地面につかないようにしましょう!
ここで絶対にしてはいけない事があります!!
スパイクの歯を上に向けない事です
歯を向けてしまうと、相手の選手にスパイクの歯が当たり怪我をしてしまいます。
歯が上を向く原因は、直線に伸ばした足のかかとで滑っているからです!
しっかりと、土踏まずから滑りましょう!!
滑るイメージを掴む
滑るイメージですが徐々に倒れていきましょう
まれに一気にスライディングの形を作り、一瞬体が宙に浮き、ドスンと地面に落ちるような滑り方をしている方がいます。
危ないです!
下の足が怪我しますし、そもそもスピードが落ちるので意味がありません。
イメージを掴むポイントは
スピードを維持する為にも、一気にドッスンはやめて下さい。
上でも書きましたが、実際に滑るのは、直線に伸ばした足の土踏まずと曲げた足の膝下、お尻で滑ります。
走っている状態から、上半身を後ろに倒し、直線に伸ばした足の土踏まずを地面に滑らせます。この時に反対の足を曲げます
その次に曲げた足の膝下で着地し、最後にお尻がつくイメージです。
さらに、上半身をひねり伸ばした足を前に伸ばすようにすると、減速しません。
芝練習
実践編です 。
本当は滑りの良い体育館のようなワックスのかかった床で練習できるといいんですが、スライディング練習のために体育館を借りるのもどうかと。。。
外野などで芝が生えている場所であれば、ミスしても痛くありません。
まずは遅いスピードから滑ってみましょう。
ここでは足を組み替えるタイミングがわかれば良いです。
組み替えがスムーズに行えるようになれば、
次はスピードを上げて行います。
組み替えが上手くいけば、しっかりと滑られるはずです。
ここで滑る恐怖心や痛くない滑り方を覚えましょう。
芝での練習ができたら、実際にベースに向かってやってみましょう!
滑り始めはベースの2.5メートル手前からで良いでしょう。
問題なく滑れるはずです!
まとめ
スライディングは野球には必須なスキルです。
通常のスライディングに慣れてきたら、スライディングの後にすぐに立つ練習をしましょう。
ボールがそれて次の塁を狙えるかもしれません!(あとかっこいいです)
しっかり練習して、もっと野球を楽しみましょう!